ドリュウズ
タイプ
じめん・はがね
特 性
すなかき / かたやぶり
重量威力(けたぐり等)
60
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
110 | 135 | 60 | 50 | 65 | 88 | 508 |
個別考察
第5世代を象徴する火力ポケモンにして砂構築のエース。
砂嵐が吹いていると素早さが倍になる《すなかき》を用いた全抜きを得意としています。
剣盾でもその強さは健在です。
砂エースとしてだけではなく、電気の一貫切りという構築全体の耐性を上げることができたり、特性《かたやぶり》を使うことでミミッキュの《ばけのかわ》を無視したり、ロトムなどの《ふゆう》で地面の一貫を切る組み方をしている構築に風穴を開けるなど、耐久種族値が低いながらも攻防一体のポケモンとして活躍します。
本作では、ダイマックスを使うことで相手にダメージを与えながら砂嵐を吹かせたり、自分の能力を上げたりできるようになったので、ドリュウズ単体でもかなり動きやすくなったと言えます。
とは言え、素の素早さが高いポケモンが多かったり、相手もダイマックスを使えることも考えると、いつダイマックス権を行使するのかとか天候の奪い合いという意味では、ドリュウズを使いこなすのはなかなか難しそうです。
砂構築の全抜き要員としての採用がほとんどだと思うので、意地or陽気ASがテンプレートとなります。
技範囲もそれなりに広く、素のHPが高いことから、電気の一貫切りを意識して《とつげきチョッキ》との相性が良く、持たせるだけでも特殊耐久指数はかなり向上します。
本作では、サンダーやボルトロスといった強力な特殊の電気タイプが登場しないので、特殊耐久はむしろエスパーやフェアリー耐性に活かされることが多いでしょう。
1.5倍という補正を活かすのであれば、多少特防に努力値を振ってもいいと思います。
技考察
じしん
電気タイプへの遂行や、型破り時の浮遊に対する役割破壊技としてはもちろんのこと、覚えさせることが多い技の中では最大火力を誇る技で、必須級です。
アイアンヘッド
フェアリーへの遂行技となります。
素早さの優位性を取って戦うドリュウズにとって相手を怯ませる追加効果は非常に強力で、素早さで勝っていれば運次第で強引に相手を崩せます。
約束された切断が貴方を待っていることでしょう
いわなだれ
アーマーガアに等倍ダメージを与えることができるサブウェポン。
ダイマックス中なら技使用後に砂嵐を吹かせるので、次ターンから砂掻きが発動します
シャドークロー
こちらもアーマーガアに等倍で通る技ですが、ダイマックス中であれば相手の防御を下げる効果があるため、相手に鉄壁がなければ崩すことができますが、ダイマックス権を切られたりダイウォールで遅延されることまで考えると確実性を欠きます
シザークロス
砂掻きの場合、サザンドラに通りがいい技になります。
ダイワームは相手の特攻を下げるので、優秀な耐性と噛み合って守りが硬くなります
かわらわり
相手の壁展開を防ぐだけでなく、ダイナックルにすると攻撃を上げることができるので、全抜きを目指すドリュウズとの相性は良好です
つのドリル
突撃チョッキを持たせても撃てる・優秀な耐性・毒無効
以上の3点盛りを活用して、受けパの耐久系を問答無用で屠る一撃必殺技です
つるぎのまい
言わずと知れた積み技。
攻撃をぐーんと上げれば幕引きのお時間です。
ダイマックスするとダイウォールになってしまいますが、対戦中にダイウォールと使いたいタイミングは必ずあるので、いつの間にか攻防一体の技になっていました
型考察
砂エース型
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/オボンのみ/とつげきチョッキなど
技構成:じしん/いわなだれ/かわらわり/つるぎのまい
コテコテのフェアリーというわけでもなく、アイアンヘッドが必須というわけでもないように思っていて、ダイマックスすれば砂を吹かせたり攻撃を上げたりできるような構成にしました。
かたやぶり型
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252
持ち物:オボンのみ/とつげきチョッキなど
技構成:じしん/いわなだれ/シャドークロー/つのドリル
素早さに努力値を割いていないロトムの上を取るためにある程度こちらも素早さに努力値を割いておきたいですね。
ダイマックスすれば、浮遊にダイアースを刺しつつ特防を上げて、返しのドロポンオバヒに対して余裕をもって迎え撃つことができます。
サニーゴをはじめとする耐久ポケモンの中でも、誰を仮想敵とするのか。
若しくは追加効果によってサブウェポンを選択してみましょう。
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