ミミッキュ
タイプ
ゴースト・フェアリー
特 性
ばけのかわ
重量威力(けたぐり等)
20
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
55 | 90 | 80 | 50 | 105 | 96 | 476 |
個別考察
第7世代環境におけるトップメタ。
特性《ばけのかわ》により相手の攻撃を一度だけ無力化することができ、対面性能の高さからほぼ確実にパーティに組み込まれていました。
本作ではその特性にやや弱体化が入り、化けの皮で攻撃を受けたときにHPが1/8減ります。
タスキによる行動保証回数の追加ができなくなりはしましたが、結局高いHPを保ったまま確実に動くことができることが強みなので、剣盾環境でもしっかり強いポケモンです。
ステータスこそ凡庸的ですがASがそれなりに高いのが特徴で、95族を抜いているのが嫌らしいところ。
また、特殊技も結構耐えたりします。
基本的には、化けの皮による繰り出し性能を活かすよりも化けの皮を盾に強引に《つるぎのまい》積んでいく、若しくは相手の抜きエースに対して化けの皮で誤魔化しつつストッパーを担うことが運用として多いです。
微妙な耐久値もダイマックスでカバーできるうえ、ゴースト技ダイホロウによって相手の防御を下げることができるため、相手の受け出しを許しにくい点が非常に強力です。
一度剣舞できればその止めにくさに拍車がかかってしまうため、対策としては、なるべく早めに化けの皮を剥いでおき、ミミッキュより素早いポケモンで上から潰すルートを確保しておく必要があります。
対面性能が高いだけではなく補助技も豊富に覚えるので、対策してても結局は何かしらの仕事をこなされてしまうと思いますが、裏にミミッキュがいるかもしれない運転を心がけ、詰め将棋的に負けることのないように留意しましょう。
技考察
シャドークロー
ダイマックス下でも相手の防御を下げながら突破していく姿には、ゲームフリークからの恩寵を大いに賜っていると絶望するしかありません。
最悪急所で運勝ちを狙えます
ゴーストダイブ
期待のニューカマー。
ギルガルドとのじゃんけん大会を防ぎつつ、相手のダイマックス時には身を潜めてターン数を稼ぐなど、考察の余地はあります。
ダイホロウ時の威力もシャドクロより高いです
かげうち
行動保証されているうえに先制技を使えるというのは非常に強いです。
耐久調整には《シャドクロ+影撃ち》耐えまで施しましょう
じゃれつく
ゴーストを唯一半減できる悪タイプに刺さるフェアリー技。
命中90%とやや不安は残るものの、格闘やドラゴンへの遂行技としても使えるのでほぼ必須です
ウッドハンマー
ウォッシュロトムとかドサイドンを叩けるハンマー。
草を生やすこともできますが、環境に刺さってるかと言われると微妙です
ドレインパンチ
耐久の高い鋼タイプに不利を取るため、抜群となる格闘技。
ダイナックルで攻撃を上げることはできるものの、結局ダメージレースで競り負けそうです
つるぎのまい
化けの皮を抜きにしても、無効タイプが3つもあるため繰り出し性能が高く、流し際に積むと強いです。
環境に多いアーマーガアとは鉄壁との積み合いになったり、ドヒドイデの黒霧でリセットされたりするので、相手の構築を見て即積むかどうか見極めていきましょう
ちょうはつ
剣舞+挑発があれば、耐久系の突破も見えてきますが、シャドクロ影撃ちじゃれつくのいずれかを切ることになるので、汎用性を欠きます
おにび
ミミッキュによる突破というよりは、味方のサポートとしての採用理由のほうが大きいです。
アーマーガアなど鋼タイプ呼ぶターンに当てることができれば、後続の特殊エースが動きやすくなりますね
でんじは
ピカチュウに憧れた結果、電気技の扱いにも慣れました。
相手の素早さを削いで行動を妨害することで控えをサポートします
のろい
トリックルーム展開からの自主退場技として使われることが多かった技で、相手の積み展開への対策ともなります。
呪いで失ったHPを痛み分けで回復しようとしてくるあたりがしつこいです
みちづれ
素早ささえ上回っていれば、最悪1:1交換に持ち込めます
型考察
剣舞型
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/のろいのおふだなど
技構成:シャドークロー/かげうち/じゃれつく/つるぎのまい
ミミッキュの完成形。
とりあえず選出しておけばなんやかんやできます。
本作ではタスキを持てなくなり、ゼンリョクのZワザもなければ所詮はA90というところで、相対的に火力UPアイテムの需要が上がりました。
タスキによる行動保証がダイマックスの耐久倍加に据え置かれただけで、むしろ本作のほうが強いまでありますね。
コメントを残す