エースバーン
タイプ
ほのお
特 性
もうか / リベロ
重量威力(けたぐり等)
60
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
80 | 116 | 75 | 65 | 75 | 119 | 530 |
個別考察
ガラル地方御三家、炎タイプの最終進化系。
見た目のダサさも去ることながら名前までダサいので、炎の御三家を選ぶことは並大抵の覚悟がないと難しいという持論をより完璧なものに昇華してくれたのがエースバーンの功績なのではないかと思っています。
インテレオンと同じく、特性《もうか》とダイバーンによる晴れ効果で炎タイプの大火力で攻めていくポケモンです。
隠れ特性の《リベロ》もゲッコウガの《へんげんじざい》と同じ効果を持っているので、解禁後にはまた評価が変わってくるとは思いますが、ここでは猛火を前提に考察します。
元々の素早さが高いので、素早さの上をとって身代わりを張りながら猛火圏内まで自分自身のHPを削っていきましょう。
とは言えドラパルトや、それこそ同じ戦術を取るインテレオンに関しては素早さ負けしているので、猛火戦術と相性のいい《カムラのみ》を使って素早さを補うのもいいでしょう。
また、耐久種族値も決して高くはないものの、ペラッペラの紙耐久というレベルでもないため、仮想敵に合わせて耐久調整を施すことで、相手の攻撃を耐えつつ猛火の発動を狙ってもいいと思います。
猛火やカムラ、チイラのみといったピンチの時に発動する効果も、HPを倍にするダイマックスと併用すれば、発動中でも多少の耐久を確保できるので過去作に比べると動きやすさは段違いのはずです。
先制技として《ふいうち》を覚えたりするので、カムラ無しでもドラパルトに縛られにくいのも評価が高いでしょう。
ただ、現環境における炎タイプは、サザンドラなどのドラゴンタイプ、バンギラス、ロトムといった炎耐性を持つポケモンが多いことから一貫性を作るのが難しいですが、アーマーガアやナットレイなどのよく見る鋼タイプを身代わりの起点にできる点が非常に強力です。
インテレオンと異なり、炎タイプゆえのメジャータイプの弱点の多さが注意すべきポイントなので、どのタイミングで動き出すのかというのがエースバーンの使い手として試されることでしょう。
技考察
かえんボール
物理炎技の最高打点。
フレアドライブとは、命中率や反動ダメージの有無で選択になりますが、タスキを持てるようになったり猛火との相性もいいので火炎ボール推奨です。
晴れ+猛火で威力が405となり、たとえ半減されたとしても大ダメージは必至でしょう
とびひざげり
炎タイプに対して繰り出される岩タイプに強烈に刺さります。
また、抜群を取れずとも炎を半減するポケモンに対して等倍ダメージが出しやすく、素の威力が高いので相性補完に最適ですが、技を外したりゴーストタイプに無効化されたり守られたりすると自分自身のHP最大値の半分が削れてしまうので、不安定さがあります
ふいうち
威力の高い先制技。
相手が攻撃技を選択していないと技が出ませんが、前述の通りS負けしているドラパルトを縛り返せるのが強みです
ダストシュート
高威力の毒技です。
毒タイプに変化することで水、岩からの攻撃を等倍に抑えることができるので、主にリベロでの採用となります
アクロバット
こちらはリベロ時に地面技を透かせるようになります。
ダイマックス中には素早さを上げる追加効果を発動できたり、タスキやカムラといった消費アイテムとの相性もいいので選択肢として魅力的な技です
ニトロチャージ
非ダイマックス時に能動的に素早さを上げることができる技です。
晴れギミックを使う意味でも一度はダイマックスを経由したいポケモンなので、火焔ボールとタイプが被りダイジェットと効果が被るこの技はスペース的にも採用は難しいと思ってます
しねんのずつき
炎、格闘をメインに据えるとキツいドヒドイデに対する役割破壊ができる技です。
サイコフィールドを展開してしまうと、不意打ちとの相性が悪くなり、そもそもスペース的に厳しくなります
アイアンヘッド
技範囲を広げるわけではありませんが、ダイスチルで耐久を上げることができます
いかりのまえば
相手のHPを半分削り取りますが、条件下の火焔ボールでも相手のHPを半分削るぐらいのことは大抵の場合で可能です
カウンター
タスキとの相性が良く、次ターンも猛火で殴れるようになるので無くはないです
ブラストバーン
インテレオンと違い、物理ベースのエースバーンとは不協和音が発生します。
御三家しか使えないし反動もあるし、AとCの高いほうにカテゴリを合わせるみたいな効果があっても良いと思いました(小並感)
みがわり
HP調整として、またダイマックス中のダイウォールとして使いどころが多い技です。
何とも言えない耐久、メジャータイプの弱点の多さから、優先度は必然的に高まりますね
ちょうはつ
ドヒドイデをほぼ機能停止に追い込んだり、アーマーガアの鉄壁を妨害できるため強いですが、技スぺは既にカツカツの状態なので、研究の余地がある程度にとどめておきます
型考察
猛火型
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:カムラのみ/チイラのみ/きあいのタスキ/もくたん
技構成:かえんボール/とびひざげり/ふいうち/みがわり
晴れ+猛火による超火力で、無振りサザンドラ程度であれば7割近く削り取ります。
防御種族値の高いドヒドイデには最低36%ほどで確定3発にはなるものの、晴れていれば熱湯のダメージも大して入りません。
まぁ向こうには自己再生があるので、ドヒドイデ入りに出しにくいポケモンですね。
HP無振り(実数値155)で 4n-3 の状態なので、残りの4は防御か特防に回しましょう。
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