アーマーガア 育成論

アーマーガア

 タイプ

ひこう・はがね

 特性

プレッシャー / きんちょうかん / ミラーアーマー

 重量威力(けたぐり等)

80

 種族値
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ 合計
98 87 105 53 85 67 495

個別考察

ガラル地方の冒険序盤に出てくる鳥。
序盤鳥はポケモンの伝統芸能ですね。

捕まえやすいポケモンにしては、アーマーガアまで進化すれば鋼タイプが追加され、タイプ耐性が非常に優秀なポケモンに化けます。
物理耐久が高いことも相まって、ドラパルトやミミッキュなどのメインウェポンを半減してタイプ受けするだけでなく、しっかりと数値受けを担うことが可能です。
自慢の物理耐久は、歴代の同タイプ、エアームドやテッカグヤと比べても耐久指数はほぼ変わらないと聞けば、自然と安心感が湧いてくるのを感じるはずです。

耐久耐性を活かし、環境に蔓延るドラパルトなどの物理系に対して役割を持たせるため、HB特化させることを基本的な育成方針としましょう。
D85とそれなりにある特防に努力値を振ることで、生半可な特殊に対しても繰り出しが効くようにはなりますが、ミミッキュの剣舞やハチマキ持ちのポケモンの攻撃に脆弱性が生まれるため、HB特化で安定です。

《はねやすめ》を使って、相手の物理方面からの勝ち筋に隙を作らないようできる限りHP満タンが維持できるように管理をしながら、《とんぼがえり》により有利対面を作る立ち回りをしたり、逆鱗やじゃれつくなどの接触技に合わせて繰り出すことで《ゴツゴツメット》による定数ダメージを稼いでいく堅実な戦い方が求められます。

ドラパルトをそのまま例に出すと、逆に相手はアーマーガアが繰り出されることは想定すべき事項でもあり、素早さによる優位性をとって《だいもんじ》などコチラの弱点を突ける技で役割破壊を狙ってくることもあります。
その点をしっかり留意したうえで相手の行動を読むなど、バトルの経験値を稼いでいきましょう。

特性についてですが、どれも強力な効果を持っているのでどれを採用するか悩みがち。
プレッシャーなら羽休めで粘りつつ、相手の主力技のPPを枯らすことで相手の戦術の幅を狭めることができますし、緊張感であれば相手の回復木の実を発動させずに役割遂行が可能です。

個人的には、隠れ特性《ミラーアーマー》が強いと思ってます。
ギャラドスなどの《いかく》持ちのポケモンと偶発対峙が発生したときに相手の火力を削げることができたり、またダイマックス技の追加効果でコチラの能力を下げる技タイプによる攻撃を受けたときにも、追加効果だけは跳ね返すことができるため、剣盾のダイマックス環境下では発動の機会は少なくないと見ているからです。

技考察

 ブレイブバード

役割遂行したい相手に対して広く等倍が取れる上、威力も高いので遂行速度も稼げるメインウェポン。
反動ダメージで耐久が落ちるのを嫌うのであれば《ドリルくちばし》もアリです

 アイアンヘッド

ミミッキュをはじめとする相性上有利なフェアリーに高速遂行が可能になりますが、電気タイプや炎タイプなど苦手なタイプを呼んだ際にカラスの涙ほどのダメージしか出ません。
つまり一貫性が低いので、タイプ一致とは言え優先度は低いでしょう

 ボディプレス

物理耐久に特化させるという都合上、防御数値で殴れるこの技と相性が良く、物理攻撃の高いバンギラスに超抜群だったり、ジュラルドンといった鋼タイプとの気まずい対面で多少有利を取れるようになりますが、そもそもこれらのポケモンは有利な対面とは言い難く、後述する技で広範囲をカバーできるためコチラも優先度は高くありません

 とんぼがえり

エアームドにもテッカグヤにも出来なかった芸当がアーマーガアならこなせます。
羽休めでHPを管理しつつ、蜻蛉でサイクル戦に持ち込む立ち回りを徹底したいので、攻撃技はむしろ蜻蛉がメインです。
腰を据えて撃ち合えるようブレバなどの攻撃技を適宜選択していきましょう

 ビルドアップ

相手の物理を起点に、攻撃と防御を上げながら自身が決定力となっていきます。
蜻蛉との相性が悪いので、個人的には相手の積みに対向できる鉄壁や小手先の戦術を防ぐ挑発を推します

 てっぺき

1段階UPならともかく、剣舞やからやぶなど一気に能力を上げてくる積み技に対して押し負けないようにする積み技としての採用になると思います

 ちょうはつ

積みポケモン相手には後攻で撃つことになる場合がほとんどなので、相手の死に出しに対して挑発で完全に積みを防ぐことは難しいですが、自分より足の遅い相手のサポート役に好き勝手にさせない点では鉄壁よりも優秀です

 はねやすめ

対物理としての役割を維持するため、相手の技によるダメージ量を計算しながらHPをできる限り満タンにした状態で引っ込められるようHP管理をしていきましょう

 おいかぜ

サイクル戦や相手の物理ポケモンへの対抗策というよりは、むしろ前衛的に味方のポケモンの素早さを上げるサポート用の技です。
ダメージを与えながら交代できる蜻蛉とも相性は良好

 きりばらい

本作の対戦環境ではあまりステルスロックを見なくなりましたが、ステロを取り除く手段として使えます。
僕の好きな対戦ルール、シングル66においては交代ダメージが馬鹿にならず、採用率の高い技でした。
キョダイマックスの姿から飛行技を繰り出せば霧払いと同じ効果が得られるので敢えて一枠使う理由もないでしょう

 こわいかお

アーマーガアが起点にされることを阻止する技のひとつです

型紹介

・物理受け

性格:わんぱく
努力値:HB252
持ち物:ゴツゴツメット/オボンのみなど
技構成:とんぼがえり/はねやすめ/ブレイブバード/てっぺき

蜻蛉と羽は確定だと思ってます。
残りの枠は、起点防止技と腰を据えて殴れる攻撃技を挿しておくとバランスがいいでしょう。

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