ゲンガー 育成論

剣盾発売に向けた育成論記事の叩き台です。
技やアイテムの追加や、仕様変更に合わせて後日更新をかけますが、こんな形で育成論を展開していきますので、以後お見知りおきを。
良い素材が見つかると良いなぁ……

ゲンガー

 タイプ

ゴースト・どく

 特性

のろわれボディ

 重量威力(けたぐり等)

60

 種族値
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ 合計
60 65 60 130 75 110 500

個別考察

元祖ゴーストタイプで超人気ポケモン。
高い特攻・素早さが特徴で、どちらの能力もさらにハネ上がるメガゲンガーは狙った相手を逃さない特性《かげふみ》により凶悪な性能を誇ってました。

本作ではメガシンカが廃止されたことで、通常の姿で戦うことになります。
第7世代から特性が《ふゆう》から《のろわれボディ》に変わり、弱体化の一途を辿っています。

タイプ一致のゴースト、毒それぞれ高威力の特殊技に欠けており、数値ほどの火力がなければ積み技もないので、コイツ一匹で場を制圧することは難しいです。
しかしながら、《おにび》や《みちづれ》をはじめとする豊富な搦め手を駆使したトリッキーな戦術が取れたり、当然盤面次第では全抜きも可能なので、厄介なポケモンに変わりないでしょう。

新要素のダイマックスの仕様によっては、能力を上げて抜きエースになることもできると思うので、続報に期待ですね。

耐久力がかなり低いので先発か死に出しの起用がデフォルトになりそうです。
無効化できるノーマル、格闘タイプの技に合わせて繰り出すか、相性のいいフェアリータイプに無理やり繰り出すぐらいが関の山でしょう。
そのため、役割を持たせるというよりはエースとしての運用が好ましいです。

高い素早さからの先制鬼火で相手の物理火力を削いだり、凍える風をそよがせながら退場することで後続のポケモンの起点作りに貢献する他、不確実性はあるものの道連れによる1:1交換などが考えられます。

持ち物は、スカーフ持ちや素早さ関係を逆転された場合でも行動の保証がなされる《きあいのタスキ》や、身代わりや砂嵐などで減少するHPを維持する《くろいヘドロ》がオススメです。

技考察

 シャドーボール

タイプ一致かつ悪タイプ以外に等倍以上を取れるため、一貫性の高い特殊メインウェポン。
逆に言えば等倍押しが多くなるので威力に過信はできない。

 ヘドロばくだん

こちらもタイプ一致だが、フェアリータイプへの遂行技としての採用が多い。
追加効果で毒を与えることもあるため、数値以上にシャドボよりも高火力。
使用可能であれば、追加効果率は低いものの威力が5高いヘドロウェーブもあり。

 きあいだま

当たれば強いが当たらないことで有名な気合ボール。
特殊耐久の高いバンギラスやハピナス、ラッキーへの最大打点となる。 お祈りしよう。

 サイコキネシス

タイプ相性で有利な格闘タイプへの遂行速度を高めるサブウェポン。
同族や毒タイプミラーでもまぁまぁ有利。

 10まんボルト

環境次第なところはあるが、耐久が高いポケモンの多い水タイプに有効。

 こごえるかぜ

過去作教え技が必要になると思われる(たぶん)。
素早さを下げての起点作りとして使われるが、素早さで有利を取ってドラゴンタイプに殴り勝つための氷技としてならめざめるパワーとの選択。

 めざめるパワー

個体値の偶数奇数の組み合わせでタイプが決まる特殊な技。
4倍弱点の多いドラゴンを狩る氷タイプや、苦手目なナットレイ、ハッサム(内定未確)への交代を読んで撃つ炎タイプが候補となる。

 マジカルシャイン

格闘とドラゴンそれぞれに有効となるフェアリー技だが、特に種族値の高いドラゴンに対して概ね4倍弱点を付ける氷技に比べるとしょっぱいダメージになってしまうので微妙。

 だいばくはつ

物理攻撃力が低いので威力はお察しレベルだが、それでも威力250は侮れない。
起点作りを終えたあとやトリル展開のターンを活用するための自主退場技として採用される。

 おにび

相手を火傷にして物理攻撃力を半減しながら毎ターン1/16のダメージを与えることができ、物理への疑似遂行技として優秀。
実質防御が倍になるので生存率を大きく上げることができるが、まぁまぁハズれるため過信は禁物。

 どくどく

毒タイプが放つ毒々は必中。
全体的に技の威力が低く、相性のいいポケモンへの交代を誘いやすいため、毒や身代わり守るでジワジワ削るのもあり。

 みがわり

相手の交代に合わせて身代わりを置いたり、弱点を突かれる技の前に身代わりを殴らせて金縛りで技をロックするというトリッキーなアドバンテージの稼ぎ方に使われる。
様子見として安直に置くより、ある程度相手の行動を見切ったうえで使えると強い。

 まもる

1ターン相手の技を受けないだけでも、ヘドロ回復やこだわりアイテムの技固定、金縛りの布石、単純なターン数稼ぎ等、使い道は多岐に及ぶ。
相手の交代や積み技に弱かったり、身代わりとは一長一短の存在。

 かなしばり

相手が使った技を封印することができるので、身代わり守るで地震などの抜群技をやり過ごして次のターンにロックする。それだけ。

 みちづれ

使ったあとに相手の技で倒された場合に相手も瀕死にすることができるので、1:1交換が狙いやすい。
こちらの攻撃で1体倒して、もう一匹を道連れにできれば数的優位を作れるが、狙うのは難しい。

 のろい

自分のHPを半分削って、相手のHPを毎ターン1/4削ることができる。
自己再生など回復技の回復量は下回るものの、技のダメージで25%以上追加で与えれば追い付かなくなるので、耐久系ポケモンには厄介な技。
一度の使用で自分のHPを0にすることはできないものの、残りHP次第で自主退場技としての使い道もある。

 トリックルーム

5ターンの間素早さによる行動順を逆転させる、大富豪における革命のような技。
使ったターンも消費ターン数に数えるのが腹立たしい。
技の優先度が低く使用の際はほぼ後攻になることを利用して、道連れの有効ターンを疑似的に1増やすテクニックも覚えておいたほうが良い。

型紹介

・フルアタ/セミフルアタ

性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/こだわりメガネ/いのちのたま
技構成:シャドーボール/ヘドロばくだん/きあいだま/こごえるかぜ

タスキによる行動保証か、火力UPアイテムを持たせて、終盤の〆を狙って投入します。
道連れなど搦め手をピンポイントで挿してフルアタに見せかけ、いいタイミングで使えば最低限の仕事はこなせるかもしれません。

・起点作成

性格:おくびょう/せっかち/むじゃき
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ
技構成:こごえるかぜ/だいばくはつ/おにび/シャドーボール

特性《ムラっけ》が弱体化するというもっぱらの噂なので需要は若干落ちる気もしますが、素早さを下げて後続のポケモンが先制を取れるようにするというシンプルな起点作りをこなします。
技構成についてはカスタマイズの余地があるので必要に応じて変更しましょう。

以上です。
これを叩き台に体裁を整えて、情報が出揃ったら他のポケモンも育成論を追加していきます。

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